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2025.03.03

収納は多い方が良い?

もちろん、多い方が良いでしょう!と言った声が聞こえてきそうです。
収納が足りず部屋に物が溢れている方の多くは、「収納は多いに越したことはない!」と思われがちですが、本当にそうでしょうか?
収納を多く作れば、その分建築コストも上がってしまいますし、
単純にたくさん作ればよいというわけではないのです。

また、人は「隙間があればそこを埋めたくなる」という習性を持っているため、
たとえ収納をたくさんつくったとてその余白に合わせて物を増やしてしまう可能性が高いことから
収納のつくり過ぎにも注意した方がいいかもしれません。

「物が増える」ということは「無駄遣いをしている」可能性が高いということでもありますしね。
今回は、不用意にコストを上げることなく
充分な収納量を備えたお家を建てるための、収納についての考え方をお伝えしていきたいと思います。

✔️床ではなく壁で考える
その収納にどれだけの物を納めることが出来るかは、床の多さというよりも壁の多さに大きく依存します。
例えば、2帖という収納は1m69cm×1m69cmという広さですが、この収納は壁をどう使うかによって収納の分量が違ってきます。
全部で4面ある壁のうち2面しか使えないように入口をつくった場合、

1.69m×2面=3.38mが棚1段あたりに置ける分量ですが、これを3面使えるように入口をつくった場合、
1.69m×3面=5.07mにまで棚1枚あたり置ける分量が増えますからね。

ゆえ、収納を考える時は、単純に広さだけを見るのではなく、
その壁をどれだけ有効活用出来そうなのかに着目していただければと思います。

それさえ出来るようになれば、ある程度正確に収納の容量が把握出来るようになるんじゃないかと思います。

✔️収納に限らず部屋にも壁が必要
さらにこの考え方は収納だけじゃなく部屋でも同じことが言えます。
4面ある部屋の壁のうち、1面には入り口のドアがつくとして、もう1面にクローゼットをつくり残りの2面に窓をつくってしまったら、
その部屋には全体を使える壁がなくなってしまうからです。

結果、物の配置が難しくなるし、模様替えをする余地もなくなるし、コンセントの位置もかなり限定されてしまいます。

ゆえ、間取りを考える時、いかに壁を多くつくるのかを意識して頂ければと思います。
壁が増えれば収納が安定するだけじゃなく、耐震も良くなるし断熱効果も良くなりますしね。

もちろん、そのためには最小限の窓で採光と風通しを確保出来ることが必須になってきます。

弊社では、専任の設計士と共に土地探しから間取り作成まで一貫してお手伝いさせて頂く事が可能です。
ぜひお気軽にご相談くださいね。