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2021.04.07

金利の低さだけで選んではいけない?

こんにちは。
リューコーポレーションです。

皆さんは住宅ローンの選び方をご存じでしょうか?
家を買う・作るということは一生の内そう何回もあるわけではないので、
住宅ローンについて詳しい方は限られているのではないかと思います。

住宅ローンを選ぶときは、出来るだけ金利が低い銀行や商品にすることを心掛けるべきなのですが、とはいえ、金利の低さだけに注目すればよい、ということでもありません。
今回は住宅ローンに対する基本知識を身に着けつけていただけたらと思います。


住宅ローンには、景気の良し悪しに連動して金利が変動する『変動型』と、
景気の良し悪しに関係なくずっと金利が変わらない『固定型』の2つの商品があります。
そして、ほぼ全ての銀行がこの両方を取り扱いしています。

『変動型』
メリット面:固定型に比べて金利が低めに設定されている
      固定型に比べて最初にかかる手数料が少ない

デメリット面:金利が変動する為、返済金額がずっと一定ではない
       急激に負担が増加するリスクがある

『固定型』
メリット面:返済期間中ずっと金利が変わらない為、返済金額がずっと一定
      となり、ライフプランが立てやすく安心感がある
デメリット面:変動型に比べて金利が高めに設定されている
       変動型に比べて最初にかかる手数料が多く、その分家に掛けら
       れる予算が減ってしまう

固定型と変動型では、金利差が0.3%~0.6%ぐらいあるため、
これを毎月の返済額に試算してみると、けっこう返済金額が変わります。
(3000万を35年返済で借りると仮定して、金利が0.9%と1.4%では毎月7,098円違ってきます。)
しかし、金利の低さだけにこだわって住宅ローンを決めてしまうと、
本来『固定型』を選ぶべきであるのに『変動型』を選んでしまい、
後々家計を苦しめることになるかもしれません。

それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、
自分たちに合った住宅ローンを選ぶことが大切ですね!