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2020.11.02

悪い土地ってなんですか❓❕

土地を探されているとき、できるだけコストがかからず、理想に近い環境の土地を
選びたいと思うのが一般的かと感じます。
他の土地を探されている方と同じように土地選びをしていては、理想の土地は
見つかりませんよね。

不動産関係者の方は、「日当たりが悪い」「旗竿地」など、一般的に人気のないと
される土地を「悪い土地」と裏で呼びます(笑)

一般の方でも、四角に近い形のイイ土地だとイイ家が建てれそうに思いますよね。
不動産関係者の方も、同じようにおっしゃるので、そう思ってしまいます。


実は、住みやすい家が建つかどうかは、土地の形状は関係ありません。
日当たりの良し悪しも同様です。


例えば、
道路に面している敷地の幅がわずか3.5mで、
奥行が50mもある細長い土地がありました。

しかも、現調時には入り口にお店があり、奥が想像のつかない感じで。

まず、「…え?」と、敬遠したくなる土地。
不動産関係者の方も、おススメしにくいため、「悪い土地」と評価されやすいのです。

でも、奥まで入ると自然豊かで太陽光もたっぷり取り込め、
プライバシーも確保できるような、環境は最高の土地でした。

お客様は所有する車が1台だったため、狭い間口の土地でも大丈夫でしたから、
土地の形にこだわらないと言う選択ができ、周辺の土地価格よりも350万円も安く購入することができました。


結論から申し上げますと、
どんなに条件が悪くみえる土地でも、
設計の力で望む家を建てるこコトは可能である!
ということです。


その土地の個性を活かし、デメリットを解消することで、
コストダウンを図り、理想の家づくりをすることが
自由設計の真髄といえるでしょう。

常識といわれる事柄や、自身の固定観念に縛られたまま
土地選びをして、予算を使いすぎないようにしてください。

「日当たり」「広さ」「形」
これの3点にこだわり過ぎることなく、
あなたに合った予算の中で、最適な土地を発見していただければ
と思います。