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2019.07.19

土地探しで大切な6つのこと~後編~

前回は、身の丈にあった住宅ローンを土地から買って家づくりをする、
正しいステップを勉強しました。

今回も、引き続きお伝えしていきます。


★ステップその4:土地探しなら不動産会社!とは限りません

不動産会社は、土地情報はたくさんお持ちです。
しかし、土地探しをいきなり不動産会社に相談しに行ってしまうと、
あなたがお探しのエリアで、
誰もが気に入りそうな高い土地を進められます。
そんな土地は確実に儲けのでる高い設定になっており、
競争相手もいっぱいいるので、
即決を迫られます。
問答無用で決断せざるを得なくなったあなたは
土地代だけで予算を圧迫することになるかもしれません。

そうならない為にも、家づくりの予算を立てることが大事でしたね(^^)

★ステップその5:南向きがいい!とは限りません

南向きの土地だと、日当たりは最高ですよね!

南向きの土地だと、南側に部屋を配置しますよね~
きっと明るい部屋になります!

しかし、住んでみないとわからないデメリットもあります。

直射日光で床が焼けて、色あせしやすくなったり、
テレビが光で見にくいという困った事もおこります。
眩しくて、シャッターやカーテンを閉めっおあなしの薄暗い生活に
なってしまうかもしれません。

部屋が南なら、風呂トイレなどの水回りは、確実に北側です。
寒くてジメジメした空間になってしまうのは、致し方無い・・・でしょうか。

このように、土地代は最も高い上に、家に余計なお金がかかりやすいのが、
南向きの土地なんです。
土地探しをするなら、南向きの土地にこだわる必要はありません。
むしろ、南向きの土地でない方が、値段設定が安く、
値段交渉もしやすいという、特典もあります。

実際に、南向きの土地ではない方が、暮らしやすかったりもしますので
是非、気にかけて見てみてください。


★ステップその6:土地の形に家を合わせる

四角い土地で、
道路接地面が長くとれる土地。
そんな土地が理想の方は多いのではないでしょうか。

理想と思われる土地にも落とし穴があります。

接地道路が長いと、人が多く通るでしょうから、人目が気になって、やはり
カーテンを閉める生活に・・・

四角い土地は、家を削った形にして駐車場を取るため、実はもったいないのです。

変形の土地でも、家をその土地に合わせる事ができるのが、デザイナーズ住宅の特権です。
そして、土地も安く手に入り、家の設備投資も可能になってきます。



あなたにとって必要な土地の広さ・形を知るために、
どんな家がたてたいか?土地探しの前に
ある程度、明確にしてみませんか。


2部にわたり考えてきましたが、いかがでしたか?
妥協だらけの家を建てるハメにならないように、
オーバーローンで悲壮感漂う暮らしにならないように、
まずは、知らず知らずのうちに受け入れている思い込みを
払拭してみてください。

次回も、家づくりでためになるお話をお伝えしていきます。