前回は、身の丈にあった住宅ローンを土地から買って家づくりをする、
正しいステップを勉強しました。
今回も、引き続きお伝えしていきます。
★ステップその4:土地探しなら不動産会社!とは限りません
不動産会社は、土地情報はたくさんお持ちです。
しかし、土地探しをいきなり不動産会社に相談しに行ってしまうと、
あなたがお探しのエリアで、
誰もが気に入りそうな高い土地を進められます。
そんな土地は確実に儲けのでる高い設定になっており、
競争相手もいっぱいいるので、
即決を迫られます。
問答無用で決断せざるを得なくなったあなたは
土地代だけで予算を圧迫することになるかもしれません。
そうならない為にも、家づくりの予算を立てることが大事でしたね(^^)
★ステップその5:南向きがいい!とは限りません
南向きの土地だと、日当たりは最高ですよね!
南向きの土地だと、南側に部屋を配置しますよね~
きっと明るい部屋になります!
しかし、住んでみないとわからないデメリットもあります。
直射日光で床が焼けて、色あせしやすくなったり、
テレビが光で見にくいという困った事もおこります。
眩しくて、シャッターやカーテンを閉めっおあなしの薄暗い生活に
なってしまうかもしれません。
部屋が南なら、風呂トイレなどの水回りは、確実に北側です。
寒くてジメジメした空間になってしまうのは、致し方無い・・・でしょうか。
このように、土地代は最も高い上に、家に余計なお金がかかりやすいのが、
南向きの土地なんです。
土地探しをするなら、南向きの土地にこだわる必要はありません。
むしろ、南向きの土地でない方が、値段設定が安く、
値段交渉もしやすいという、特典もあります。
実際に、南向きの土地ではない方が、暮らしやすかったりもしますので
是非、気にかけて見てみてください。
★ステップその6:土地の形に家を合わせる
四角い土地で、
道路接地面が長くとれる土地。
そんな土地が理想の方は多いのではないでしょうか。
理想と思われる土地にも落とし穴があります。
接地道路が長いと、人が多く通るでしょうから、人目が気になって、やはり
カーテンを閉める生活に・・・
四角い土地は、家を削った形にして駐車場を取るため、実はもったいないのです。
変形の土地でも、家をその土地に合わせる事ができるのが、デザイナーズ住宅の特権です。
そして、土地も安く手に入り、家の設備投資も可能になってきます。
あなたにとって必要な土地の広さ・形を知るために、
どんな家がたてたいか?土地探しの前に
ある程度、明確にしてみませんか。
2部にわたり考えてきましたが、いかがでしたか?
妥協だらけの家を建てるハメにならないように、
オーバーローンで悲壮感漂う暮らしにならないように、
まずは、知らず知らずのうちに受け入れている思い込みを
払拭してみてください。
次回も、家づくりでためになるお話をお伝えしていきます。